オールド・ドバイにあるバスタキヤ地区は、ドバイの伝統的な建物が残る閑静なエリアで、ドバイ旅行で最も気に入った場所の一つになりました。そんなバスタキヤ地区への行き方や、エリア内の様子などについてご紹介します。
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バスタキヤ地区(アル・ファヒディ歴史地区)への行き方
バスタキヤ地区はドバイ・クリークに面した場所に位置しています。アル・ファヒディ歴史地区とも呼ばれています。
バスタキヤ地区へ行くのに最も便利なの手段はタクシーですが、ドバイメトロのアル・ファヒディ駅(Al Fahidi)からも徒歩15分くらいでアクセスできます。
ドバイ・クリークの対岸からバスタキヤ地区へ向かう場合、アブラと呼ばれる渡し船に乗ってバール・ドバイ(Bur Dubai)またはドバイ・オールド・スーク(Dubai Old Souq)へ渡れば、徒歩10〜15分ほどでアクセスすることができます。ドバイ・オールド・スークのほうが、バスタキヤ地区の近くにあります。
今回はパレス・ダウンタウン・ホテルから直接タクシーで向かいました。約20分で到着し、バスタキヤ地区の入口に位置するアラビアン・ティー・ハウスの前で降ろしてもらいました。
バスタキヤ地区の入口の何ヶ所かには、写真のような地図が置かれています。エリアはあまり広くはありません。歩いて回るのにちょうど良い広さです。
バスタキヤ地区(アル・ファヒディ歴史地区)を散策
バスタキヤ地区は、全体的に静かでとても落ち着いた雰囲気です。
ドバイ中心部は超高層ビルが立ち並ぶ大都会で、常に大勢の人で賑わっていますが、バスタキヤ地区はそんな都会の喧騒から離れ、昔ながらのドバイの雰囲気を味わうことができるエリアです。
通りは日よけのために頭上が布で覆われている場所が多くあります。布の上で休憩している猫も見かけました。
ベンチが置かれた小さな広場も複数あります。
入口近くにあるアラビアン・ティー・ハウスは、バスタキヤ地区で人気のカフェ&レストランです。午前中でしたが既にテラス席はほとんど埋まっていました。
他にも、XVAカフェなどの建物の中庭を利用した雰囲気の良いカフェがあります。
また、バスタキヤ地区や伝統的な建物とアートが融合したエリアであり、アートギャラリーが数多くあります。
通りを散策していると、いろいろなところでアート作品に出会います。
ウォールアートもたくさんありました。
Alserkal Cultural Foundationの中では、シャドーアートも見られました。
写真映えするスポットが本当にたくさんあるため、ドアの前やベンチなどさまざまな場所で記念撮影会が繰り広げられていました。
バスタキヤ地区の端っこには、ラクダの親子もいました。
尚、伝統的な建物に見られる塔のようなものは、「風の塔」と呼ばれる通気塔です。
旅先では、旧市街などの昔ながらの雰囲気が残る場所を散策するのが好きなので、バスタキヤ地区はとても気に入りました。レトロな街並みが好きという方にはおすすめの場所です。
バスタキヤ地区(アル・ファヒディ歴史地区)近辺にあるオールド・ドバイの観光地
バスタキヤ地区は、オールド・ドバイと呼ばれるエリアにあり、すぐ近くにはドバイ博物館があります。
また、ドバイ・クリークに面した場所にあり、運河沿いを歩いていくと、オールド・スーク(テキスタイル・スーク)に行くことができます。
アブラ乗り場から運河を渡って対岸へ行くと、近くにはスパイス・スークやゴールド・スークもあります。
アル・ファヒディ歴史地区とあわせて、オールド・ドバイにあるこれらの博物館やスークを回ると、効率よく観光できる思います。
スークを回るときに一つ注意が必要なのは、店の人たちによる客引きです。彼らは観光客の国籍を見分ける能力に非常に優れていますので、日本人が通ると、知っている日本語の単語を駆使して呼び込みをしてきます。
中には肩をつかんで強引に店へ連れて行こうとしてきた店員もいました。はっきりと拒絶すると最終的には諦めますので、興味がなければ強引な客引きはしっかり断るよう注意したほうが良いと思います。