マレーシア航空の遅延で乗り継ぎ便が・・・

マレーシア航空を使ってクアラルンプール経由でバンコク一人旅へ行ったとき、帰りのバンコク発の便が遅延し、乗り継ぎ便に間に合わない!という事態に遭遇してしまいました。成田空港でロストバゲージがあった場合の手続きについてもお伝えします。

マレーシア航空 バンコク→成田のフライトスケジュール

今回利用したマレーシア航空の復路のフライトスケジュールは以下のとおりです。

MH775 18:40バンコク発→22:00クアラルンプール着
MH88 23:35クアラルンプール発→7:15成田着

Expediaで格安で売り出されていたビジネスクラス航空券のラスト1枚を購入したため、乗り継ぎ便のフライトスケジュールは自分で選べませんでした。

通常、乗り継ぎの航空券を買うときは、最低でも2時間以上の乗り継ぎ時間を確保するようにしています。今回はクアラルンプール国際空港での乗り継ぎ時間が約1時間半と少し短いことが気になっていましたが、何度も利用したことがある空港なので、特に問題ないだろうと思っていました。

ところが、行きのフライトでクアラルンプール発バンコク行きのフライトが2時間遅延しました。幸いクアラルンプール国際空港での乗り継ぎ時間は6時間ほどあったため全く影響は受けなかったのですが、帰りのフライトへの不安が徐々に増してきました。

バンコク・スワンナプーム国際空港で約1時間15分の遅延

フライト時刻の約2時間半前にバンコク・スワンナプーム国際空港へ到着しました。電光掲示板でフライトスケジュールを確認したところ、マレーシア航空MH775の横に5分遅延との文字が。これは5分で済むはずがない・・・とさらに不安が増してきました。

その後、19:15バンコク発→22:35クアラルンプール着のスケジュールに変更になったという連絡がメールで来ました。この時点でクアラルンプール国際空港での乗り継ぎ時間は1時間ということになります。

搭乗時刻が近づいたためゲートへ移動して待っていたのですが、19:15になっても一向に搭乗手続が始まる気配がありません。おまけに、搭乗する予定のゲートから別の到着便から降りてきた乗客が出てくるという状態で、さらに遅れることは確実に・・・。この時点で乗り継ぎ便はほぼ諦めました。

結局、MH775がスワンナプーム国際空港を飛び立ったのは20:00頃でした。乗り継ぎ失敗は確実なので、翌日の便に振り替えられたら会社ももう一日休まないと・・・などと考えながら、機内ではモヤモヤした気分で過ごしました。

クアラルンプール国際空港での乗り継ぎは・・・

MH775がクアラルンプール国際空港へ到着したのは、23:15頃でした。ゲートが空いていないとのことで機内でさらに待たされ、乗り継ぎ便であるMH88の出発時刻とほぼ同時刻にようやく飛行機から降りることができました。

降りたらきっと空港スタッフが待っていると思っていたのですが、誰一人いません。

とりあえずクアラルンプール国際空港の無料WiFiへ接続してみると、マレーシア航空からのメールを受信しました。開いてみると、MH88の出発時刻が23:35から0:00へ変更されたとのこと。

・・・ということはきっとまだ間に合うはず!と思って急いでエアロトレインに乗って搭乗ゲートへ向かうと、手荷物検査の係員や他の乗客の姿が見えてきました。この時点で乗り継ぎ便に乗れることを確信し、ようやく安心できました。

無事に機内へ搭乗して座席に着いたときにはどっと疲れが・・・。

機内アナウンスを聞いたところ、どうやら他のマレーシア航空の乗り継ぎ便も遅れており、それらの便の乗客や荷物を待ってからの出発へ変更したようです。

こうしてなんとか乗り継ぎ便に乗れたのですが、実は預け荷物は乗れていなかったということを知ったのは、成田空港へ到着してからでした。

マレーシア航空で荷物が遅延したときの手続き

成田空港へ到着して入国手続を終え、手荷物受取所へ進むと自分の名前が書かれた貼り紙が目に入ってきました。その瞬間に荷物が届いていないということを悟りました。

行きの便で荷物が届いていないときはかなり困ってしまいますが、帰りの便でしたし、無ければ困るようなものは預けていなかったため、特に困ることはありませんでした。

備忘のために荷物が遅延したときの手続きを書き留めておきます。

①空港スタッフへ連絡する

荷物が出てこない場合、まず空港スタッフを捕まえて荷物が無い旨を伝えます。

②必要書類に記入する

空港スタッフに書類へ記入するよう依頼されます。書類には、税関申告書の内容に加えて預け荷物の情報などを記入します。

③到着予定日時を確認し、スーツケースの鍵を預ける

空港スタッフから、遅延した荷物は翌日の同便で到着予定で、翌々日に手元に届く予定との説明を受けました。配送の希望時刻も聞かれます。また、税関手続を代行するため、空港スタッフにスーツケースの鍵を預ける必要があると言われました。ダイヤル式の場合は、鍵を開けるための番号を教える必要があります。

④空港スタッフと一緒に税関検査へ

空港スタッフに連れられて税関係員のところへ行きます。税関手続は荷物が届いてから代行してもらうので、基本的にそのままスルーで到着ロビーへ出ます。

⑤荷物到着の連絡を受ける

無事に荷物が成田空港へ届くと、電話で連絡が来ます。電話に出られない場合は、メールで連絡をもらえます。荷物の到着予定日時と配送の問い合わせ番号が伝えられます。

⑥荷物を受領する

スーツケースと鍵を宅配便で受領して終わりです。

帰国してから調べてみたところ、マレーシア航空は定時運行率があまり高くないようですね。今回はたまたまアンラッキーだっただけというのもあると思いますが。

乗り継ぎ便はできるだけ余裕を持ったスケジュールにしたほうが良いと改めて実感した出来事でした。