ホテル・アル・コデガ宿泊記|朝食が美味しいベネチアのホテル

ベネチア市内のホテルを探していたときに、朝食が素晴らしい!というレビューをいくつも目にした、ホテル・アル・コデガ(Hotel Al Codega)の宿泊記です。

ホテル・アル・コデガ|Hotel Al Codega

ホテル・アル・コデガは、ベネチア中心部にある家族経営のホテルです。サン・マルコ広場やリアルト橋から徒歩5〜10分の場所にあるため、ベネチア観光には申し分のない便利な立地です。

レセプションは2階にあるため、案内板に従ってエレベーターを上ります。

レセプションのスタッフは、親切かつプロフェッショナルな対応でとても好印象でした。ホテル・アル・コデガは、イタリアに来て最初に泊まったホテルでしたが、イタリア人は陽気でいい加減という勝手なイメージを持っていたため、良い意味で期待を裏切られました。

ホテル・アル・コデガのシングルルーム

シングルルームに宿泊しました。8月のピークシーズンで1万円代でしたので、ベネチア中心部という立地にしてはリーズナブルだったと思います。

11㎡なので、広くはありません。WiFiは完備されていました。無料のミネラルウォーターはありません。

部屋の家具やカーテンは、クラシックなベネチアンスタイルだそうです。窓を開けると、ホテルへ来るときに通ってきた中庭が見えます。部屋の窓を開けるとエアコンが自動的に止まる仕組みになっています。

バスタブは無く、シャワーのみです。

ドライヤーが掃除機のホースみたいなタイプだったところが唯一マイナスポイントでした。これ、使いにくいんですよね・・・。アメニティに歯ブラシはありませんので、持参するか現地調達する必要があります。これは、今回のイタリア一人旅で泊まったホテル全てに共通していました。

部屋の鍵はカードキーではないため、外出時にはレセプションへ預けます。チェックインをしてくれた女性スタッフはすぐに顔を覚えてくれたようで、外出先からホテルへ戻ると、部屋番号を言わなくてもすぐ鍵を渡してくれました。このあたりも好印象です。

ホテル・アル・コデガの朝食

一人旅だと昼食や夕食を軽く済ませることも多いため、ホテルを予約するときは基本的に朝食付きのプランを予約するようにしています。ホテル・アル・コデガの宿泊プランは、基本的にすべて朝食付きです。

こぢんまりとしたホテルのため、大型ホテルほど種類は多くありませんが、ミニサイズのサンドイッチ、ブルスケッタやキッシュなどがたくさん用意されていて、選ぶのが楽しいです。朝食の内容は、毎日少しずつ違うようでした。

デザートは、ティラミスなどの自家製と思われるものが何種類かありました。フレッシュジュースは7種類ほど用意されていて、数種類のフルーツをミックスしたものもいくつかあります。

味も美味しく、朝食は口コミの評判どおり大満足でした。

朝食会場は、私が座ったエリアには写真のような二人掛けのテーブルが4つほど配置されていました。奥の方へ行くと、もう少し大人数で座れるテーブルが並んでいます。

窓側の席に座ると、このような景色を眺めながら朝食を楽しめます。

朝食会場で客層を見たところ、宿泊客はほとんど欧米の方でした。口コミサイトを見ると、ホテル・アル・コデガに泊まっている日本人の方々もたくさんいるようですが、私が泊まっていたときには見かけませんでした。

ホテル・アル・コデガへの行き方

ホテル・アル・コデガは、水上バスのリアルト(Realto)またはサン・マルコ(San Marco)から徒歩でアクセスできます。

飛行機でベネチアへ行き、空港からホテルへ向かう場合は、アリラグーナ社(Alilaguna)の水上バスでリアルト(オレンジの水上バス)またはサン・マルコ(青または赤の水上バス)まで行き、そこから徒歩で行くことができます。

電車でベネチアへ行き、サンタ・ルチア駅からホテルへ向かう場合は、水上バス(ヴァポレット)の1番か2番でリアルトへ行き、そこから徒歩で行くことができます。

ベネチアの中心部にありますが、観光客が歩く通りから少し中に入った場所にあるため、初めて行く場合は少し分かりにくいです。

今回はExpediaでホテルを予約しましたが、予約完了と同時にホテルへの行き方が詳細に書かれた地図付きのメールが送られて来たため、それを見ながら向かったら迷わずにたどり着くことができました。

ホテル・アル・コテガは、部屋はやや狭かったものの、立地・スタッフの対応・朝食は評価が高く、ベネチアへ再訪する場合はまた泊まりたいホテルです。