鐘楼からの景色は必見!サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会への行き方

ベネチア一人旅で、ヴァポレット(水上バス)に乗ってサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を訪れました。鐘楼から見えるベネチアの街並みが絶景でしたので、その様子をご紹介します。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会へのアクセス

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は小さな島の中にあるため、訪れるには必ずヴァポレット(水上バス)へ乗る必要がありますが、行き方は一人旅の人でもとても簡単です。

サン・マルコ広場から行く場合、サン・マルコ運河へ向かって歩き、ドゥカーレ宮殿の角を左に曲がります。その後、しばらくまっすぐ歩き、ため息橋の撮影スポットであるパリア橋を渡ります。

さらに少し歩くと、海沿いにS.Zaccarriaと書かれたヴァポレット乗り場が見えてきますので、”F”から2番のヴァポレットに乗って、次に留まるSan Giorgoで降りれば、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会はもう目の前です。

水上からの景色もとても綺麗で、サン・マルコ寺院、鐘楼、ドゥカーレ宮殿をまとめて写真の中に収めることができます。

ヴァポレットは15分に一本くらいの間隔で走っていました。帰りも同じ乗り場で、反対方向からやって来る2番のヴァポレットに乗れば、サン・マルコ広場へ戻ることができます。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会(聖堂)

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は、17世紀初めに完成したカトリック教会最古の修道会であるベネディクト会の教会で、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島の大部分を占めています。

真っ白の外観が美しく、別名「水辺の貴婦人」とも呼ばれている教会には、誰でも無料で入ることができます。

教会の中へ入ると、「BASILICA」という名前が付けられたカラフルなオブジェが展示されていました。8月中旬の17時前に訪れましたが、教会内を見学している人は数人しかいませんでした。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼からの絶景

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼へは、エレベーターで上ることができます。入場料は6ユーロです。6人乗りのエレベーターでしたが、待ち時間はゼロでした。

17時頃に上ったためやや逆光ですが、サン・マルコ運河を挟んで、サン・マルコ広場やドゥカーレ宮殿をはじめとしたベネチアの美しい街並みが一望できます。サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼からサン・マルコ地区を撮影したい場合は、早めの時間に行くと綺麗な写真が撮れると思います。

サン・マルコ広場の鐘楼は金網で囲まれていましたが、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼には金網がありません。開放感がある中でベネチアの絶景を楽しめます。

鐘楼のどの方向から外を見ても、目の前に絶景が広がります。

右奥に見えるのはリド島です。ベネチア中心部に比べてリーズナブルな価格でホテルに泊まれるため、ベネチアではリド島に宿泊する旅行者も多いようです。

綺麗に整備された庭園も見えます。

鐘楼からカラフルなガラスのモニュメントが見えたため、下へ降りてから行ってみました。調べてみたところ、アメリカ人アーティストのPae White氏による「Qwalala」という作品で、川の流れを表現しているようです。

まとめ

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会は、ベネチア中心部と比べると人が少なく、ゆったりと見て回ることができます。ベネチアの中心地から水上バスでアクセスする必要があるため、観光客がやや少ないのかもしれません。

鐘楼から見るベネチアの街並みは絶景ですが、サン・マルコ広場の鐘楼ほど混雑していませんでしたので、穴場の観光スポットと言えると思います。