水の都ベネチアと言えば、ゴンドラが行き来する運河の風景が真っ先に思い浮かびますよね?今回はベネチアでそうした絶景を撮影できるおすすめスポットをご紹介します。
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リアルト橋|Ponte di Rialto
リアルト橋は、ベネチアで最も人気のある観光スポットの一つです。カナル・グランデと呼ばれるメインの運河に架かっている橋は4つありますが、その中の一つです。
アントニオ・ダ・ポンテにより設計され、16世紀後半に建設されました。当初は木造でしたが、現在は石造りの橋となっています。リアルト橋そのものも写真映えする非常に美しい建造物です。
リアルト橋では、ベネチアの紹介写真としてもよく使われているこの光景を撮影することができます。日中や夕暮れ時は、とても多くの人で賑わいます。
サンセットタイムに訪れたところ、写真を撮る観光客の列が何重にもできていて、撮影場所を確保するのに苦労しました。ベネチアを訪れる人誰もが見たい景色だと思いますので、こればかりは仕方ないですね。
アカデミア橋|Ponte dell’Accademia
アカデミア橋も、リアルト橋と同じくカナル・グランデに架かる4つの橋の一つで、ベネチアでおすすめの写真撮影スポットです。
アカデミア橋が建設されたのは19世紀半ばであり、リアルト橋よりも比較的新しい橋になります。現在の橋は木製ですが、当初建設されたときは鉄製だったそうです。
アカデミア橋からは、このような絶景を目にすることができます。運河・ゴンドラ・建築物と、ベネチアを代表するものが凝縮されていますね。奥に見えるきれいな円形の建築物は、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂です。
夕暮れ時の光景はさらに美しく、日没時には多くの観光客が写真を撮るために集まっていましたが、リアルト橋ほどの混雑ではありませんでした。
個人的には、アカデミア橋からのこの光景が、ベネチアで一番のお気に入りとなりました。サンセットタイムの絶景を見たいけれど、あまり時間がないという方は、リアルト橋よりもアカデミア橋へ行くことをおすすめします。
ため息橋(Ponte dei Sospiri)周辺の橋
ため息橋周辺も、ベネチアでおすすめの撮影スポットです。ため息橋は16世紀に建設された大理石造りの橋です。ドゥカーレ宮殿と牢獄とを繋いでいた橋で、囚人たちが投獄前の最後に見たのがため息橋からの景色だった、という少し悲しい話も有名ですね。
ため息橋自体は、ドゥカーレ宮殿を見学する際に通ることができますが、今回おすすめする撮影スポットは、ため息橋周辺にある橋になります。
上の写真は、ため息橋から数えて2つ目にある橋から撮影したものです。ため息橋周辺は多くのゴンドラが行き交っていますので、ベネチアらしい風景を撮影するには最適です。
こちらは、ドゥカーレ宮殿のある海側のパリア橋から撮影した光景です。ため息橋がより間近で見られるため、ため息橋を写真に収めるのには絶好の場所です。
絶景撮影スポットへのアクセス
3つの撮影スポットはいずれもベネチア中心部に位置しており、徒歩でも移動できる距離にあります。周辺には他の観光名所もたくさんありますので、それらと組み合わせて写真撮影に訪れてみてはいかがでしょうか。